高岡市在中 平成29年10月3日負傷 85歳 女性
【問診】
自宅の廊下で段差につまづき転倒した際に右手をつき負傷
【検査・テスト】
上腕骨骨幹部の圧痛と腫脹、運動制限、変形と異常可動、
疼痛、発生機転より骨折の疑い有り、医師より骨折と診断され
医師の同意を得て施術する。
【施術】
らせん状の骨折は整復位(正しい位置)の状態での
固定がとても困難である為に、変形することが多いのです。
骨折部を副木で挟み、アルミ板と厚紙副子と金網副子で包帯固定を施す。
七週目のレントゲン
平成29年12月9日撮影
平成29年12月28日 治癒
【考察】
上腕骨の骨折は、高齢者に多い骨折の一つでつまづき
転倒し手を着いた際に、外力が前腕から上腕に長軸に向かうこと
で生じる骨折で、骨に圧痛があれば骨折を疑って間違いありません。
接骨院での治療の利点
☆入院しなくても治療可能
☆毎日、経過の観察が出来る(インフォームドコンセント)
☆親切、丁寧、治療費が病院に比べ格段に安い。
具体的な金額は初日が初診料や整復、固定料、罨法料等を合わせ
14,005円二日目以降は後療料、罨法、電療等を合わせ一日915円で
月に20回通院して2か月で約50,605円の計算になり、
一割の場合約5,000円が患者負担となります。
仮に、病院で手術して入院した場合医療費の額(数十万円)一桁違ってきますね。
接骨院は高騰する医療費の抑制に貢献しています。
早期の治療は関節を元の状態に戻し、後遺症を残さないためにも重要です。